後遺障害事例

アキレス腱断裂(あきれすけんだんれつ)

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1.交通事故とアキレス腱断裂

アキレス腱断裂は非常にメジャーな傷病ですが、交通事故を原因としてアキレス腱断裂するケースもあります。

たとえば、歩行中に突然、車や自転車が突っ込んできて、避けようとした瞬間にヒラメ筋が急激に収縮したり、車に衝突されて強い外力を受けたりすることで、アキレス腱を断裂することがあります。

アキレス腱が切れたときには、かかとを後ろから蹴飛ばされたような感じがあったり、倒れた瞬間に耳元でバチッという音が聞こえたりすると言います。

下腿に激痛が走り、立つことも歩くこともできなくなってその場でうずくまります。交通事故の場合には、そのまま救急車で整形外科に運ばれて、アキレス腱断裂と診断されることが多いでしょう。

 

加害者が自転車の場合でも、自転車保険に加入していれば個人賠償責任保険が付いているので、保険会社から必要な賠償金の支払いを受けることができます。

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  アキレス腱の断裂直後には、下腿後面のかかとのすぐ上に「へこみ」が認められます。

 

通常時であれば、診察台で腹ばいになって膝を曲げた状態でふくらはぎをつかむと、足は自然と天井に向かって底屈するものですが、アキレス腱が断裂している場合には、足の位置は変わらずまったく動きません。この結果のことを、「トムセンテスト陽性」と言います。

そのとき、超音波やMRI検査をすると、断裂した腱の状態を確認できます。

 

2.治療方法

アキレス腱断裂の治療方法としては、保存両方と外科手術の2通りがあります。

従来の保存療法は、8週間程度ギプス固定をして、その後にリハビリを開始することが多かったのですが、この方法によると、治療期間が長くなって筋力低下や腱の癒着が生じるので、再断裂の可能性が高くなります。そこで、現在では、2週間程度保存したら、早めにリハビリを開始する「早期運動療法」が主流になってきています。

 

ただし、状況によっては、当初から外科手術を選択するケースもあります。

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アキレス腱断裂の外科手術は、局所麻酔をして皮膚を5センチメートルほど切開して、アキレス腱を縫合するというものです。

手術後は2週間程度ギプス固定をして、抜糸後は、硬性短下肢装具を装用することにより、歩行が可能となります。

そして、手術後2ヶ月半頃からリハビリを開始し、継続します。

手術後後4ヶ程度経った時点で断裂部の痛みや足関節の運動制限などが残っていても、さらにもう少しリハビリを続けると、改善できる可能性もあります。

アキレス腱を断裂すると、ある程度の時間を見ながらリハビリを継続していく必要があります。

 

3.アキレス腱断裂における後遺障害のポイント

 

3-1.保存療法が主流になっている

旧来のアキレス腱断裂の治療では、約95%が外科手術によるアキレス腱の縫合が選択されていました。ところが現在では、保存療法と早期リハビリが主流になりつつあり、外科手術に劣らない治療効果を上げています。そこで、交通事故でアキレス腱断裂をしても、必ずしも、負担の大きな外科手術を受ける必要はありません。

 

ただし、保存療法を選択すると、受傷から5日以内の早期に患部を固定しなければなりません。

アキレス腱は、5日を経過すると腱の効果が始まって、正しい角度で固定できなくなり、癒着の可能性が生じてくるためです。

 

保存療法を受けるのであれば、保存療法による早期リハビリに対応している専門の病院で受診すべきです。

3-2.後遺障害認定と等級について

交通事故でアキレス腱断裂となっても、若年者のケースでは後遺障害が残らずに治癒することが一般的です。

これに対し、高齢者のケースでは、アキレス腱部の痛みが残ったり足関節に運動制限が残ったりすることがあり、後遺障害が認められることがあります。

認定される可能性のある等級は、149号です。

 

交通事故でアキレス腱断裂となった場合には、治療方法の選択や後遺障害認定の問題など、いろいろな問題があります。交通事故に遭って足を怪我された場合には、適切な対応をするためにも、お早めに弁護士までご相談下さい。

アジア総合法律事務所では、福岡のみならず、九州、全国からご相談やご依頼を受け付けております。

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