後遺障害事例

足根洞症候群(そっこんどうしょうこうぐん)

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1.足根洞症候群とは

交通事故で足関節捻挫をすると、いつまでも関節の外側附近の痛みが消えないことがあります。その場合、足根洞症候群になっている可能性があります。

足根洞症候群になると、でこぼこ道を歩行したり、足関節の内返しや底屈をしたりすると、痛みが増強することが多いです。足の後方に不安定感を感じたり、下腿の外側に、だるさや痺れを感じたりすることもあります。

 

足根洞は、腓骨の末端と距骨をつないでいる前距腓靱帯の中央の下に位置する部分です。

足根洞症候群になると、この足根洞という部位を押すと、強い痛みが認められます。ただし、レントゲン検査によっては、明らかな異常を認めにくいです。

 

激しい足関節捻挫をすると、前距腓靱帯が断裂して周辺の靱帯も損傷します。すると、足根洞内に出血が起こり、これが瘢痕組織や線維組織に変わって運動時の痛みの原因になります。これが、足根洞症候群のメカニズムです。

 

2.治療方法と後遺障害について

交通事故で足根洞症候群になった場合の治療方法としては、足根洞にステロイドと局所麻酔剤を混ぜた液を注射します。ギプス固定や腓骨筋の筋力増強を目指すリハビリが有効なケースもあります。

これらによっても改善が見られない場合には、足根洞の瘢痕組織の郭清術(外科手術)を実施します。

 

稀な外傷ではありますが、足関節の外側の疼痛や不安定感が長期にわたって継続する場合には、整形外科やスポーツ外来の専門医を受診すべきです。

距骨、踵骨を伴わない単なる足根洞症候群であれば、交通事故の後遺障害にはなりません。

 

交通事故で足根洞症候群となった場合、対応に迷われる方も多いですし、他の傷病を合併していれば後遺障害認定されることもあります。

交通事故に遭われてお困りであれば、お気軽に弁護士までご相談下さい。

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