後遺障害事例

手指の伸筋腱脱臼(しんきんけん だっきゅう)

伸筋腱(しんきんけん)とは、「手指の筋肉を動かす腱(けん)」です。

伸筋腱脱臼(しんきんけんだっきゅう)とは、「伸筋腱が正常な位置からずれた状態」を指します。

 

手を握って拳(こぶし)を作ると、伸筋腱が中手骨(ちゅうしゅこつ)を覆う状態となります。

中手骨とは、「手のひらに中央部にある骨」のことです。片方の手のひらに5本の中手骨が存在しています。

 

下記のイラストを見てください。手のひらの中心の「中」と書いてある部分が、中手骨です。

 

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手指が正常な状態では、「矢状索(しじょうさく)」と呼る組織が、伸筋腱が中央部からずれることのないように支えています。

 

下記のイラストを見てください。

伸筋腱がひものように横に伸びており、その周りを矢状索(しじょうさく)が支えています。

41-2

  指を上から見たときの解剖図

 

交通事故によって矢状索(しじょうさく)を損傷すると、伸筋腱(しんきんけん)を中央部に保持することができなくなります。

 

このため、手を握って拳(こぶし)を作ったときに、伸筋腱が中手骨の横にずれ落ちてしまいます

このように伸筋腱が中央部からずれた状態のことを、「伸筋腱脱臼(しんきんけんだっきゅう)」と呼んでいます。

 

伸筋腱脱臼は、手術によって治療をすることができます。

手術には2種類あります。「損傷した矢状索を縫合する方法」と、「伸筋腱の一部を用いて矢状索を再建する方法」です。

 

 

 

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