後遺障害事例

𦙾骨と腓骨の働き 腓骨の役割とは(けいこつとひこつのはたらき ひこつのやくわりとは)

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1.脛骨とは

交通事故に遭ったときには、脛骨を損傷することがよくあります。

𦙾骨とは、膝と足首の間にあって、脚の「すね」を形成している太い骨のことです。下腿の前面内側にあり、腓骨と対になって人の下腿を支えています。

 

𦙾骨は、大腿骨の次に、二番目に長い骨であり、膝より上の全体重を支える重要な役目を果たします。すねをぶつけると非常に痛いですが、その際のいわゆる「弁慶の泣き所」が、𦙾骨です。

 

脛骨は膝関節と連結しているので、交通事故で骨折すると、関節内の「半月板」や「「靭帯」を損傷し、重症化しやすいです。

 

2.腓骨とは

次に、腓骨について、見てみましょう。

膝のお皿の下を外側に向かって触っていって下さい。すると、「ボコッ」と飛び出ている骨があります。

この出っ張り部分と、足首の外くるぶしをつなぐ骨が、腓骨です。

 

交通事故で𦙾・腓骨々幹部骨折をすると、腓骨の一部を採取して、𦙾骨の骨折した部分に移植する手術が行わることもあります。

腓骨を骨折しても、日常生活には影響しないと思われていることがありますが、実際にはそうとも言えません。腓骨は、膝や足首の痛みや足の疲労感に密接な関係を有する骨だからです。

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                 腓骨々幹部骨折のXP画像

         転位が大きい事案で、AOプレートによって内固定されています。

 

 

3.腓骨の役割

腓骨の役割は、主に2つあります。

1つ目は、歩行時における脚への衝撃吸収です。

人が歩くときには、地面から反発力を受けるので、吸収しながら歩いたり走ったりしなければなりません。このとき、一歩ごとの衝撃を、腓骨の吸収してくれるので、人間はスムーズに歩行や走行ができます。

もう1つは、腓骨があることで、その下にある足関節を、いろいろな方向に動かせるという役割です。

たとえば、サッカーの絶妙なドリブル、シュートやパスなどの動きは、下腿骨が2本あって足首を自由に動かせることにより、はじめて可能になっています。

 

ところで、最近では「腓骨体重によるO脚」の人が増えており、問題視されています。

これは、𦙾骨の4分の1の太さしかない腓骨に体重を偏らせ、足の外側でほとんどの体重を支える状態です。

本来であれば、体重は太い骨である𦙾骨にかけるべきであるのに、無意識のうちに、腓骨に体重をかけてしまう人がいるのです。

𦙾骨に体重を乗せると、かかとに体重がかかるので身体が安定しますが、腓骨に体重を乗せると、かかとに体重がうまく乗らないので、小指側に負荷がかかり、バランスを外側に崩しやすくなります。すると、膝痛や足首の痛みが出たり、ふくらはぎが疲れやすくなったりして、O脚になりやすくなります。

 

このように、どの骨に体重をかけるかによって 足にかかる負担が変わってきます。

 

腓骨は、比較的転位しやすい(ずれやすい)骨ですので、腓骨に体重をかけすぎたり、足を組んだり草むしりなどのために膝を曲げたりする姿勢を長時間続けていると、外側に転位します。

また、腓骨がずれると、腓骨神経を圧迫しやすいので、膝下の外側の部分から足の甲にかけて、しびれや感覚異常が生じたり、足首や足指を上げられなくなったりつまずきやすくなったりします。

 

つまり、腓骨が転位すると、痛みだけではなく、しびれの症状も出るということです。交通事故で腓骨が転移したときにも、同じことが言えます。

 

足に痛みやしびれがある方や、足が疲れやすい方の場合、膝下510cmのところを、タオルや手ぬぐいなどを使って、きつめに縛ると良いです。すると、腓骨外側のずれを抑えられて、𦙾骨に体重がかかる状態に矯正され、足首と膝が安定しやすくなります。1か月も続けたら 腓骨の外側のずれが改善されて、自然に𦙾骨に体重が乗るようになってくるでしょう。ただし、矯正中は、長時間の足組みやしゃがみ込む姿勢を避ける必要があります。

 

以上が、交通事故でも重要な脛骨と腓骨の説明でした。交通事故でこれらの骨を痛めたときにも後遺障害認定を受けられるケースが多いので、お悩みの際には、一度お気軽に福岡のアジア総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。

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