後遺障害事例

膝蓋骨々折(しつがいこつこっせつ)

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1.膝蓋骨骨折とは

交通事故に遭い、膝蓋骨骨折してしまうケースがあります。

膝蓋骨は、膝関節の前にある丸い骨で、いわゆる膝の「お皿」と呼ばれる部分です。

膝蓋骨の裏側には軟骨があって大腿骨と関節をつないでいます。これにより、膝の曲げ伸ばし運動がスムーズにできるので、膝蓋骨は、膝関節の動きをサポートしている骨と言えます。

 

交通事故では、自転車やバイクと自動車の衝突事故や、車のバンパーの直撃を受けた事故、自動車にはねられて膝から転落した場合、ダッシュボードに膝を打ちつけた場合などに膝蓋骨骨折になることが多いです。、交通事故の膝の外傷としてはもっとも多発する傷病です。

 

2.症状と治療方法

膝蓋骨骨折をすると、激痛が走るとともに膝関節が腫れて、膝を伸ばせなくなります。

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骨折のパターンには、横骨折、縦骨折、粉砕骨折の3種類があります。

 

骨片が離開していないときには手術をせず、保存的にギプス固定を行い、46週間程度様子を見ます。

横骨折は、膝を伸ばすはたらきをする大腿四頭筋に急な力が加わることによって強く緊張し、介達外力によって骨片が上下に離開してしまう傷病です。この場合、手術によって、キルシュナー鋼線とワイヤーによる固定が必要です。手術後にはギプス固定をせず、早めに膝の可動域を改善するためのリハビリを開始します。

 

交通事故で膝蓋骨に直撃を受けて、開放性骨折になった場合には、手術によって固定して、感染対策を施す必要があります。

 

膝蓋骨骨折の場合、単純骨折であれば良好で、後遺障害が残ることは少ないです。

これに対し、開放性骨折のケースや骨片が3つ以上に粉砕された場合、大腿骨果部や𦙾骨プラトー部の骨折が同時に起こったケースなどでは難治性となり、多くのケースで後遺障害が残ります。

 

交通事故で膝蓋骨骨折となった場合には、後遺障害認定を受けられるケースも多いです。適切に、より高い等級の認定を受けるには弁護士によるサポートが重要となりますので、交通事故に遭われた場合、お早めに福岡のアジア総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。

当事務所では、福岡のみならず、九州、全国からご相談やご依頼を受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

当事務所には、年間約200件にのぼる交通事故・後遺障害のご相談が寄せられます。
多くは福岡県内の方ですが、県外からのご相談者もいらっしゃいます。

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