後遺障害事例

腓腹筋断裂 肉離れ(ひふくきんだんれつ にくばなれ)

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1.腓腹筋断裂とは

交通事故が原因で、腓腹筋断裂という傷病を負うケースがあります。

腓腹筋は、脚のふくらはぎを構成する筋肉です。

ふくらはぎは、下腿骨、脛骨、腓骨の後方にありますが、下腿骨の後方は、「コンパートメント」と呼ばれる隔壁によって、浅部と深部に分かれています。

そして、ふくらはぎは、「浅部」の筋肉により構成されています。ふくらはぎの筋肉は、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」の2つで、「下腿三頭筋」と呼ばれるものです。この筋肉は、アキレス腱につながっています。

※コンパートメントとは、筋肉を覆う筋膜組織(隔壁)で、「筋間中隔」とも呼ばれるものです。

腓腹筋断裂は、外傷の衝撃などによって、その腓腹筋が断裂してしまう症状です。

交通事故などで腓腹筋断裂したときには「単なる肉離れ」として片付けられることがあるので、注意が必要です。

 

当事務所への過去の交通事故被害者のご相談事例で、このようなものがあります。

その方は、原付を運転しており、信号待ちで停車中に軽トラックによって追突されました。

傷病名は、右ふくらはぎの打撲、頚部捻挫、腰部挫傷でした。

整形外科に3回通院して、右ふくらはぎの痛みがあることを主張しましたが、病院では「肉離れだから、湿布を貼りましょう。2週間もすれば治ります」と言われたと言うことでした。

実際に見てみると、その方の右ふくらはぎは、内出血によって青黒く変色していて、右下腿の周径は左に比べて7mm筋萎縮していました。右腓腹筋内側にもかすかな陥没があり、その部分を押すと、激痛が走るとのことでした。

弁護士は「右腓腹筋断裂ではないか?」と疑問を抱き、スポーツ外来 専門の整形外科への受診をすすめたところ、エコー検査によって、右腓腹筋の断裂が確認されて、「右腓腹筋の断裂」という傷病名がつきました。

 

2.治療方法

腓腹筋断裂した場合には、炎症を抑える必要がありますので、鎮痛消炎剤の内服を行い、筋肉の過緊張を和らげるために徒手療法を実施します。また、筋肉の働きを助けるためにテーピングを施し、5日くらい経過したら、徐々にリハビリ(運動療法)を開始して、筋肉を柔らかく、強くしていき、再断裂を予防します。

上記の方の場合、受傷後3週間が経過した頃に松葉杖がとれて、就労にも復帰されました。幸いなことに、後遺障害は残らずに、完全治癒しました。

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3.腓腹筋、ふくらはぎの肉離れの程度について

  • 重傷  膝を曲げても痛み(ストレッチ痛)が走り、つま先立ちができない。
  • 中程度 膝を曲げている状態であれば、ストレッチ痛が軽い。
  • 軽傷  常にストレッチ痛が軽い。

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            大腿後面、ハムストリングの肉離れ

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            大腿前面の大腿四頭筋の肉離れ

 

 

4.腓腹筋断裂における後遺障害のポイント

4-1.腓腹筋断裂は、完治できる

交通事故で腓腹筋の挫傷や断裂となった場合というのは、分かりやすく言うと「ふくらはぎの肉離れ」です。

適切な対応をすれば、重傷であっても、3か月以内の治療で完治を目指すことができます。

当初に「単なる肉離れ」として放置しないことが重要です。

 

4-2.専門医でないと、判断が難しいケースもある

腓腹筋断裂となったとき、病院によっては「単なる肉離れ」としてシップを出すくらいの治療しか行われないケースがあります。

しかし、それではいつまで経っても症状が良くならない可能性も出てきます。

腓腹筋(ふくらはぎ)に違和感を感じて、現在の治療方法に疑問を持っておられるならば、より詳しい専門医を尋ねることも必要となります。

 

 

交通事故被害者の方の最大の目標は、完治と早期社会復帰です。交通事故に遭われて受傷し、現在の治療や示談交渉の方向性に不安を感じておられるならば、弁護士がアドバイスいたしますので、お気軽にご相談下さい。

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多くは福岡県内の方ですが、県外からのご相談者もいらっしゃいます。

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